『小佐々(こささ)院長のコラム』にて子どもの歯並びについて情報発信しています。子どもの予防矯正第一人者が、他では聞けない最新の情報をご提供しています。是非ご覧になってください。
- 2014/01/28
- 乳幼児期
パタカラ ~クチビル健康法~
よく食べ・よく話し・よく眠る
くちびるを鍛えて生きる力を養いましょう!
パタカラとは?
近年、子どものポカン口や呼吸障害(いびき・無呼吸症候群・口呼吸など)が目立つ傾向にみられます。これらは表情筋にまつわる「口唇閉鎖力低下症候群」・「摂食機能障害」ともいわれ、 口腔機能低下や発育不全によるアンバランスな障害と考えられています。
このリハビリに効果があるのがパタカラを使った“クチビル健康法”といわれるもので、 とても効果の得られるものとして注目されています。
口輪筋及び表情筋などの口腔周囲筋を機能訓練により筋力を高めることによって、 口腔機能の改善や摂食機能の向上、矯正後の歯列の保定を目的とするものです。
<パタカラの適応対象者>
- 鼻呼吸獲得が必要な方(口呼吸)
- 口元のしまりが弱い方(ポカン口)
- OSAS(睡眠時無呼吸症候群)の方
- イビキに悩んでいる方
- 表情筋トレーニングのレベルアップに望む方
- 矯正治療(矯正後の歯列の保定)
- 摂食機能障害の方
- 生活習慣病(メタボリックシンドローム等)の改善
<トレーニング方法>
パタカラの使い方はとても簡単です!
パタカラを唇の間にはめ込んで、唇に力を入れて、つぐんだ状態で保持します。
一回の訓練時間は、1日に3~4回、3分間口をつぐむだけです。
上・左右・斜めに引く運動、舌を突き出して上を向く運動を、 それぞれ5秒間かけてひっぱるとより効果がアップします。
当診療所では、歯科衛生士が正しいトレーニング法を指導いたしております。

院長 小佐々 晴夫(こささ はるお)
1967年 九州歯科大学 卒業
1969年~ Dr.Daryl Beachに師事
1971年~1976年 Dr.Beach研修コース インストラクター
1975年~ 現在地に小佐々歯科診療所 開設
1995年~ 子どもの咬合を考える会の設立
院長紹介ページはこちら
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