『小佐々(こささ)院長のコラム』にて子どもの歯並びについて情報発信しています。子どもの予防矯正第一人者が、他では聞けない最新の情報をご提供しています。是非ご覧になってください。
- 2014/01/28
- 乳幼児期
「噛む力」と姿勢の関係
最近の子どもは‘噛む力’が弱くなっています。
これは昔と比べて軟らかいものを食べるようになったことが大きな原因です。
また原因の1つとして食事をとるときの姿勢が‘噛む力’と深く関わっていることが分かっています。
足がしっかりと固定され‘噛む力’が強くなると同時に噛む回数も自然に増します。
よく噛めることにより
- ★食べ物をよく噛み砕き栄養成分を吸収しやすくなるので、免疫力がつき風邪などすぐひかない
- ★丈夫な体になる
- ★胃腸の働きが良くなる
- ★満足感、満腹感が感じられ、大食いすることがなくなり肥満になりにくい
- ★唾液がたくさん出るため洗浄作用により虫歯、歯周病、口臭を防ぐと同時に自己免疫力がアップする
- ★血液の循環が良くなり、脳がリフレッシュする(脳の活性化)
- ★顎の骨、筋肉が発達する(瞬発力の向上)
‘噛む力’が弱く、噛む回数も少なくなります。
その結果
- ★アゴが育たないため、歯並びが悪くなる
- ★歯並びが悪いと、虫歯・歯周病のリスクが高くなる
- ★顎関節に痛みが出たり、カクカク音がなるいわゆる顎関節症になる
- ★体のバランスが崩れる(けがをしやすくなる)
- ★あまり噛めないことで消化吸収が悪くなり消化器官に負担がかかる
監修者情報

院長 小佐々 晴夫(こささ はるお)
1967年 九州歯科大学 卒業
1969年~ Dr.Daryl Beachに師事
1971年~1976年 Dr.Beach研修コース インストラクター
1975年~ 現在地に小佐々歯科診療所 開設
1995年~ 子どもの咬合を考える会の設立
院長紹介ページはこちら
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