『小佐々(こささ)院長のコラム』にて子どもの歯並びについて情報発信しています。子どもの予防矯正第一人者が、他では聞けない最新の情報をご提供しています。是非ご覧になってください。
- 2020/07/13
- 乳幼児期
噛むことの大切さ2
みなさん、こんにちは
京都市北区、北山の小佐々歯科診療所です。
梅雨の季節になり、じめじめした日々が続きますね。
前回に「噛むことの大切さ」というタイトルでコラムを書かせていただきました。
http://www.ha-narabi.jp/column/post-35/
今回は噛むことについて、もう少し掘り下げて書かせていただきます。
まず、なぜ物を噛むのか?
これは食べ物を消化する過程の1番初めの行動で、すごく大事な部分になります。
食べ物を噛むのは、ものを胃や腸の中で消化しやすい形状にするためです、
例えば、わかりやすく、コロッケを丸呑みした場合を想像してみてください。
噛まないので、コロッケは衣サクサクの状態で喉を通り、やがて胃に到達します。
胃の中は強酸の胃液がありますが、それで溶かせるのはせいぜいサクサクの衣あたり。
中はなにも形がかわらないまま腸にいきますが、そこで吸収しようにも、なにもドロドロの形になっていないので、ぜんぜん吸収されません!!
腸で吸収できないコロッケの中身は消化不良により、そのままカチコチのウンチとして出てしまいます。
せっかくコロッケを食べたのに、何も吸収されないまま体から出てしまう。
こんな食事をしていれば顎が発達しないばかりか、体が成長しません!!
食べたものをたくさん噛んで、細かく細かくし、唾液によっても消化させ、胃の中でドロドロにし、腸でしっかりと吸収して、元気な体に繋がる!
よく噛むことは体が健康に育つための第一歩なんですね。
なので、前回にもお話しましたが、1口30回!
噛むことをやってみてください!
きっと将来、健康に大きな違いが出てくるはずです♪

院長 小佐々 晴夫(こささ はるお)
1967年 九州歯科大学 卒業
1969年~ Dr.Daryl Beachに師事
1971年~1976年 Dr.Beach研修コース インストラクター
1975年~ 現在地に小佐々歯科診療所 開設
1995年~ 子どもの咬合を考える会の設立
院長紹介ページはこちら
最近投稿した記事
- 2020/09/12
- 子どもからの矯正のメリット
- 2020/07/20
- マウスピース型矯正
- 2020/07/13
- 噛むことの大切さ2
- 2020/07/06
- 噛むことの大切さ
- 2019/10/23
- 「受付・歯科助手」募集のお知らせ
- 2018/11/28
- 年末年始休暇のお知らせ(12月29日~1月4日)
- 2018/02/01
- 【お知らせ】MCのための予防矯正/1.5日アドバンスコース