「虫歯」「歯周病」「不正咬合(ふせいこうごう=乱れた歯並び)」は歯の三大疾患と言われていますが、そのいずれも小さな頃からしっかりと「予防」していれば恐れるものではありません。
三大疾患の内、「虫歯」「歯周病」の「予防」は、歯磨きによるプラークコントロールを毎日実施し、歯科受診やご自宅でも熱心に予防に取り組まれている方が多いため、着実に成果を上げてきています。
しかし、残る一つの歯並びの乱れ「不正咬合」については、その予防法についてわからないことが多くて不安に感じているという方が大多数です。
さらに、75%の子どもが不正咬合もしくは不正咬合の予備軍であることもあまり知られていません。
もし、そういった不安をお持ちで、もっと詳しい話が聞きたいと思われましたら、「予防矯正」の診療を行う京都市北区の歯医者「小佐々(こささ)歯科診療所」までご相談ください。
予防矯正とは?
「予防矯正」という言葉をご存知の方はまだ少ないでしょう。予防矯正とは、子どもの日常の歯並びを乱す原因となる悪いクセを見直し早期に対応し簡単な矯正治療で改善することで、骨格的な成長期の終盤である中学 (16歳程度)までに不正咬合を防ぐ診療です。
これは矯正治療ではなく、不正咬合の「兆し」を早期に見出し、早期に適切な対応をすることで、歯が適切に生えてくるよう導く治療を指します。
「予防矯正」では、必要に応じて簡単な矯正装置を使用することもありますが、身体が成長する力にのせて歯や顎を動かすため、痛みを伴うものは少ないといえます。
最終的に「本格的な矯正治療を行わないこと」が診療の目的となります。
- 歯みがきしにくいため、虫歯や歯周病になりやすい
- しっかり噛むことができないため、消化器官に負担がかかり、全身に影響が出る
- 歯列の乱れが顎の筋肉の使い方のバランスを崩れ、顔が歪んでくる
- 舌のスペースが狭くなり、いびきをかきやすくなる。睡眠時無呼吸症候群になる
- 頭痛や肩こり、腰痛、目の疲れなどの不定愁訴につながる
- 歯の間から息漏れがあったり、歯が舌の動きをジャマして、発音がしにくくなる
- 歯の乱れがコンプレックスとなり、気持ちまで消極的になってしまう
- 万病の源である口呼吸をしてしまい、様々な不快症状が発生する
小佐々歯科診療所が予防矯正に力を入れる理由
矯正専門医が増えた昨今、本格的な矯正治療を勧められるケースが多くなってきているようです。
しかし、矯正治療は治療費も高額で時間もかかり、なにより小さなお子さんの場合、治療自体がストレスとなってしまうことがほとんどです。
また、永久歯が生え揃ってからの矯正は、健康な永久歯を「抜歯」して歯列を整えるケースが多く、身体全体に対する負担も大きくなり、バランスも崩れてしまいます。
お子さん・親御さんのさまざまな負担を減らすためにも、不正咬合は「予防」ができるということを、私たちは声高にお伝えいたします。
京都市北区の「小佐々(こささ)歯科診療所」では、長年子どもの矯正治療に携わり、さまざまな症例を研究してきた小佐々(こささ)院長が、予防矯正の診療を行っています。
具体的には、お子さんのお口の状態を見てその問題と原因を見抜き、将来の不正咬合を予防するためのアドバイスを行います。
子どもの健やかな発達は親であれば誰もが望むこと。しかし、何気ないクセによって、思わぬ発達の阻害が起こることがあります。「まだ小さいから大丈夫」と思っていても、子どものうちのクセを早めに解消していなければ、大人になっても続けてしまうことになります。
また、そのクセが改善されていないと、いくら時間や費用をかけて矯正治療を行っても、治りが悪く、その上、元に戻ってしまうことが少なくないのです。
子どもの歯並び、歯の生え方に気になることがあるなら、ぜひお早めにご相談ください。